はぎわらのイベント備忘録

夏川椎菜さんのことしか書いてません、大体気持ち悪いポエムとイベントの感想兼レポです

「ぬけがらのなかみ」のなかみ

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完全に備忘録

時系列順にやってたこととか心に残ったこととか出来る限り詳細に

 

【追記】

相関図頭に残ってた限り図に書いたら半分くらい消し飛んでた。映像記憶出来なくなってしまった…

年齢と配置だけあってる。

初めはタカビシャはこんなかにいなかったんですってお話もしてた。

 

 

◆朗読コーナー「タカビシャとパッチ」

ステージ中央のスタンドマイクに斜めに立って台本読みながら朗読

2列目の端っこに座ってたからちょうど横顔と正対する形になってドキドキしてしまった…

真剣に朗読する横顔が凄い綺麗でずっと見惚れてた。

眼球のカーブがホント好きです、僕より

 

タカビシャとパッチっていう大分キャラの違う二人を演じてるのにちゃんと声をスッと使い分けてて、あぁ声優さんだなぁって改めて感じました。

 

パッチを演じてるときに凄い表情コロコロ変わってて可愛かった。

気持ちを思いっきり川に向かって叫ぶとことか、表情とてもよかったです。

後、涙こぼしながらしゃべるところとか。

この話凄い好きなので感情移入しすぎてちょっと泣きそうでした。

 

・10分休憩

 

◆編集者×執筆者のトークコーナー

進行:SME八代さん

ぬけがら作者:夏川椎菜先生

ぬけがら編集担当:SME大野さん

先:自分が書いた作品を自分で朗読する機会なんて普通は早々ないけど、私はなんか凄いやってる気がする(笑)

八:先生には事務所とかの関係でNGな質問もありますが、大野さんにはなんでも質問して大丈夫なのでなんでも言ってください!

先:こーゆー形でイベントするのってなんか中々ないので凄く新鮮です

八:作家の先生を呼ぶときにのっとってやってます!

先:編集さんの話を聞く機会ってないから一番ぬけがらの過程を知ってる大野さんだから色々な話が聞けたらいいなって思います。

 

コラボドリンク、「銭湯の珈琲牛乳」と「ぬけがらむね」のお話

八:飲食可なので好きなもの注文したりして食べてたり大丈夫ですよ~

先:え、食べたいです!しいたけのジューシー肉詰めフライやばくないですか!?

 

壇上に飲み物2種到着

 

八:せっかくだからみんなで乾杯しましょう!

先:なんか偉い人になったみたい(笑)(八:どう考えても一番偉いです)

色んな話聞いてぬけがらの世界に浸って帰ってくれたらいいなって思います、乾杯~!

先:(みんなと直接グラス付けられないから)wifiで、wifi(なんか電波飛ばしてる

 

八代さんの進行を遮ってモッツァレラチーズフライとチーズ盛り合わせと野菜チップス(人参抜き)を頼みだす先生w

追加でポテトフライ頼んでた気がする

 

◆スライド見ながらトークイベント開始

声グラ編集部の山内さんからおめでとうコメント

先:山内さん凄いお世話になってる人で私の個を凄い大事にしてくれる人で好みとか凄い把握してくれてるからいつも声グラの撮影は楽しみ

先:ぬけがら作るときに夏川椎菜が写真集出して果たしていいものになるのかが疑問だった。自分の武器みたいなものが一つあってかつそれが自分らしいものじゃなきゃいけないって思った。

先:それをどうやったら出せるかと思って色々考えた結果、私のファンの方はインタビューで答えた一文だったりメッセージを凄い汲み取ってくれたり深く考えてくれる方が凄い多かったから、そーゆーファンの方に向けた写真集を作るのもいいかなって思った。

先:だから物語チックにして考察の余地を残すようなやつにしたら面白いかなって

(席に届いた野菜チップスになんか素っ頓狂な声あげてた)

先:(野菜チップス食べながら)そーゆーものって作るときって背景が凄い重要で、少しでもほころびが出ると全部矛盾になっちゃうし、それは自分の求めてる作品と違っちゃうから、しっかり打ち合わせとか大変だったのに、山内さんが撮影場所(ほとんど高円寺)とかロケーションとか見つけてくれて凄い助かった。

※ここだけの話「ぬけがら」ってタイトルを考えてくれたのも山内さん

 

ファンが色々考えたり汲み取ったりしてくれるって、ちゃんと夏川先生の口から言ってくれたの凄い嬉しかった。

色々考えるの好きだし、それを言った背景とか意味とか考えるの楽しいから、これからも続けていきたいなって思った。

 

※山内さんの写真の中にただおかだったり3人が表紙の声グラだったりがちりばめて合って凄い愛を感じたっていう話をみんなでしてた

 

◆小説ぬけがらの制作の話

・スライドにぬけがらの登場人物の相関図が出てくる

先:ぬけがらの小説の話をもらったときにプロットと一緒に大野さんに送ったやつです、iphoneの無料アプリで頑張って作りました!

大:こんなもの送ってくる作家さんいない、大体テキストでラフな走りを書いてくるのが普通、この人やb…凄いなって思いました。

先:おじいちゃんがいるとかのイメージは写真集の時からあった。

PL+EL+四編くらいで作品作るといいですよって言われたから四編の主人公はそれぞれ違う人にしたらいろんな角度から描けるんじゃないかなって思ったからこんな感じにしました。

・先生の書いたキャラ設定詳細

先:最初はマスターに答え合わせをしてもらおうって感じにして作ってた。タカビシャは初めの構成にはいなかった

大:赤字でちょいちょいコメントと構成しながらちょっとずつ手直しした

先:女性目線が欲しいって言われた

大:青春の一瞬のきらめきを切り取るのが本当に上手だからそーゆーのが読みたかった。それでいただいたのがタカビシャとパッチ、一番の名作

 

・先生の大野さんに送ったメールそのまま公開

先:超恥ずかしい(笑

先:気づいた人はいるかもしれないけど、それぞれの作品が時系列順に書いてあるようでそうではなくて、主人公の四季として進みながら時系列はちょっとずつちぐはぐになったりしてる。

大:かなり詳細な時系列の話を書いて送ってくれたので策士ですね

 

・大野さんの実際の赤入れ原稿公開

先:基本的には添削みたいな感じなんだけど、ちょいちょい褒めた一文とかを入れたりしてくれる。自分でもいい物書けたなってときに、いい表現ですねとか入ってると自信になる。

大:プロットで赤入れて戻ってきた原稿がかなり良くなってる。夏川さんの負けず嫌い感を凄い感じる。

このくらいの段階(公開されてる原稿)では、細かい表現くらいでもうほとんど直しがない。一個だけお願いしたのは主人公の気持ちをもっと書いてくださいってこと

先:主人公の気持ちを代弁するのが凄い難しい。普通主人公の目線で話が進むから自分はこれこれでこんなみたいな話って描写しないじゃないですか。でも別の主人公、別の視点で書いたことで主人公の気持ちを書かなきゃいけなくなった。

自分の気持ちとかをストレートに書くのはなんかこっ恥ずかしい。写真集のぬけがらの主人公は私だし、小説の主人公は私であって私じゃないみたいな微妙な立ち位置。

自分の内側を曝け出すみたいで、気恥ずかしさと恐怖があった。

大:行間に自分の気持ちとか生の声みたいのを書いてもらったことで読者が感情移入しやすくなったと思う。読んだ人自身が夏川椎菜さんの気持ちになれるというか

先:もともと初稿では2千字くらいで出してたのに気づいたら7千字になってた。

本当はタカビシャとパッチの学内コンクールの結果とかも書こうと思ったけど、さすがに長すぎて泣く泣くカットした。

八:去年monogatariのイベントで初めて書いた時も1500文字でお願いしたら削るの大変だからふざけんなって怒られました。去年一番怒られた記憶があります。

先:もっと柔らかい口調でいいました!含みはあったかもだけど(笑

 

・校正の話

大:文章内で同じ表現とか同じ文字の使い方は統一しましょうってお話。校正さんの方で全部拾ってくれたので、抜き出して1枚の紙にまとめて先生にどっちにするか選んでもらった

先:そーゆーフォーマットとか全然知らなかったから、全然気にせず書いちゃった。統一したほうが読みやすいんだなってことに気づけた。

先:ブログとかもそうだけど句読点全然つけずにだーって書いて最後に句点つければいいと思ってた。改めて読みなおして全然句読点ないなと思って、最後の確認で凄いつけなおした。

先:いつもマシンガントークで意識せずに喋っちゃうから、その勢いで書いちゃう。

大:書くのが凄い早い、締め切り一か月後とかにしたのに2週間くらいであがってきた、書きたいことがちゃんと頭にあるんだなって思った。

先:イメージさえ決まれば後は自分の頭の中を文章に落とし込むだけだから、ファミレスでガーって書いちゃう。ブログとかでもなんでもファミレスでスマホで書いてます。

先:いつも横書きだから句読点少なくても読めちゃうのでそのせいもあるかも。

 

・bookwallのデザイナーさんからのコメント

※先生の思い出はどっかのメーカーのメガネを服にかけてておしゃれな人だなって思った。後ラムネ以外もちゃんとご飯食べたほうがいいですよ

先:なんか打ち合わせというより雑誌のインタビュー受けてるような感じだった。

大:bookwallさんは本の表紙とかのイラストのトップランナー、宮部さんとか伊坂さんとかいろんな人のデザインしてる

 

・表紙書いたHAIさんからのコメントと3点のラフイラスト

※写真集と小説のイメージで表紙の作成した。小説に登場するものとかその世代の女の子の部屋と彼女の生活を想像してデザイン、後夏川さんがラムネが好きだと伺ったのでラムネの瓶も置いておきました。

大:デザイナーさんが夏川さんの好きなものをたくさん詰め込もうってコンセプトで夏川さんに何が好きなんですかとか聞きまくってた。

そこでラムネの話が出て最後の方は本気で心配しだしてラムネ以外のものも食べたほうがいいですよって真剣に言ってくださってた

先:自分は全然絵は描けないので、絵で世界観を表現できるんだなって改めて感じたし感動した。

 

・朗読を収録してるシーンの写真3枚

先:monogatariさんのイベントで初めて自分の作品を自分で読むってやって、中々ない経験だなって思ったけど、気づいたら中々ない経験を結構やってる(笑)

だんだん慣れてきたけど、改めて自分で書いたものを見つめなおす機会になって、これはこれで反省だったり勉強になるなって思った。

先:音を聞きながら文章を読むことができるって電子書籍の可能性を見た

 

大:音声を載せられるのは今のところReaderStoreだけ(偉い人たちが凄い頷いてる)

今後もこんなことをどんどんやっていきたい

 

・中山七里さんとのツーショット

著名な先生と先日対談した時の写真。そのうちダヴィンチニュースに掲載予定とのこと

 

先:凄い神様みたいな人だった。自分の作品を凄い読み込んでくれてて今までの人生をずっと見てたのかってくらいプロファイルされた。丸裸にされた気持ちでちょっと恥ずかしかった。

先:どんな先生なのかって思って作品もいくつか読ませていただいたけど、全然想像と違う先生が来てビックリした。酷評されると思って泣く準備して行った。

 

・朗読してくれた声優3人の写真とコメント

◆みっく

ナンスの文才があるのはブログで知ってた!

◆鶴岡さん

台本の裏に自分の演じたキャラ(五十六)のイラストを描いて差し出してくれた

◆美菜ちゃん

欲しいものがあったら私に言ってください

 

先:めちゃめちゃ嬉しかった。電車の中で見てたけど泣きそうになった

自分の文章だから確認のために何度も何度も読み返したけど、改めてプロの声優さんに読んでもらうと自分の作品に新しい色がついて世界が広がる気がした。

「ぬけがら」完成したかもって思ちゃった。

先:同時に声優という仕事の尊さもわかった。誰かが魂込めた作品に声がつくってこんなに嬉しいんだって作者目線で感じられた。自分の声優活動にもきっと変化があると思う。

先:読んでくれた人達みんな仲良かったり共演してくれたりした人たちなので凄いありがたかったです。

 

八:動画のコメントは実はかなりカットした、みんな小説「ぬけがら」、私と夏川椎菜に関して凄い語りたがる傾向にあった。

 

先:寿さんには今度ご飯連れてってくださいって忘れちゃう前に言いました(笑

 

◆質問回答コーナー

・夏川先生のお気に入りの話やセリフを教えてください(たぶん最前にいた女性の方の質問っぽい、凄い喜んでるのが伝わってきたw

先:(食べ物咀嚼しおわってから)一番書いてて楽しかったのは匿名銭湯小噺!

普段書く文章に一番近い気がする。ネタ自体はブログの冒頭に書いてる小噺から引っ張ってる、一番早く書き終わった。

先:おつりの話は完全に自分の勘違いで書いた。あとで読み返してこれおかしくねって気づいたけど、これ面白いなって思ったからそのままネタにして載せた。

 

八:ツイッターハッシュタグでいいなって思ったのを一つ。全体のタイトルが「ぬけがら」があって一個一個の短編も「ぬけがら」というタイトルにあってるというか集約してるのが良かった

 

先:そこに気づいてくれたのは凄い嬉しい。めちゃめちゃ意識して書いたわけじゃないけど、後で「ぬけがら」って単語を軸にして考えたときにそれぞれの話が「ぬけがら」っていう一言で言い表せるなって感じになってた。

 

先:今まで書いた自分の作品に一度も一人称がでてきたことがない

大:そこに凄いこだわってた。夏川さんであり夏川さんではないというか。

あだなみたいのはあるけど、一人称がないと文を書くのは難しい。誰のセリフとか表現とかが混乱する。でも見事に書いてくれた。

 

・今後執筆に挑戦してみたいするジャンルを一つ

先:自分で読む小説が大体ミステリー。ミステリー書くには知識だったり技術だったり凄い壁がある。でも書き終えたら一番気持ちいいだろうなって思うからいつか書いてみたい。今回書いてて日常シーンが一番筆が進んだしきっと自分に合ってるんだろうなって感じだから、「日常×ミステリー」を書きたいなって思う。

先:小学校のときにそんな感じの子供向け探偵小説が好きだった(たぶんIQ探偵シリーズ

 

もぐもぐタイムのため休憩

 

◆朗読コーナー「エピローグ」

 

◆終わりの挨拶

先:たくさんの方にぬけがらの中身を知って貰えた気がして嬉しい。

写真集にも小説にもたくさんのメッセージを込めたからみんなの心の弱い部分に届いたらいいなって思います。

また帰ったら「ぬけがら」読み直してね。「ぬけがら」が長い時間人に愛されたらいいな、これからもよろしくお願いします!

 

 

大分記憶から抜けてる部分はしょったけど、大事な部分とか聞けて嬉しかった部分はちゃんと全部書いたはず…

普段全然見たことない人ばっかりだったし、アットホームで素敵な雰囲気のイベントでした。行けて良かったです。

ところで八代さんの漢字ってこれでいいのだろうか…いつもちゃんものお兄さんって呼んでるからわからない…

 

パス公開できなかったからとりあえず公開。

まぁリンク張らないのであんまり見られることもないでしょってことで。